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ラフジュ工房の仕事

work

職人たちのこだわり

家具を修復するとき、着色するとき、
もともとの雰囲気や色合いを壊すことのないように、
そのままの魅力で甦るように、
ということに、ラフジュ工房は特にこだわっています。
着色は無数にある配色の中から、家具の色に最も近いものを選び、自然に馴染むよう重ねます。
その後のワックス掛けに使うのは、アンティーク専用の蜜蝋ワックス。家具としての美しさをより長持ちさせるために欠かせないものです。
そして家具の撮影時、心掛けていることは、ダメージ部分こそしっかりと見せるということ。
アンティークなので、多少のキズなどはそれも味わい深さとなりますが、実際の家具を見てがっかりさせてしまうことがないよう、可能なかぎり細部まで写真でご紹介しています。
撮影前の点検・仕上げ時にはいつも、私たちが理想とする家具のあり方を思います。
すべてのお客様に、出来るだけ長く使っていただきたいので、最後の最後の仕上げまで丁寧に。

ラフジュ工房の家具が出来るまで

私たちが毎日最初にする仕事は、工房に届いた家具をひとつひとつ水洗いすること。まずは汚れやほこりを落としながら、家具の状態を確認します。今までその家具がどんな環境の中にあったのか、その家具が再び、一番よい形で美しさを発揮するには
どういう工程が必要なのか。
職人みんなで仕上がりのイメージを共有しながら、
それぞれの技術を注いでいきます。
傷んでいるところや動かない引き出しなどを直し、着色が必要な部分をリペイント。アンティーク家具の持つ風合いを最大限そのままで残しながら、
家具として最大限に実用的なものとなるよう、細かな部分もしっかり修復。
ワックスがけで家具が本来の艶を取り戻したら、最後の仕上げです。ガラスの裏側や棚の隅まで、くまなく点検し、「これならアンティーク家具らしく使って頂ける」と確信を持てたら、
自然光の中での写真撮影。ありのままの姿を撮影して、お客様に見て頂ける形に。
家具を必要とする方のもとに、受け渡す準備ができました。ラフジュ工房のアンティーク家具は、こうして完成します。
flow
1 水洗い
経年の汚れ、ほこりを水で洗い流しながら、家具の状態を細部まで確認します。
どのような工程で直し、仕上げていくのが一番よいのかを確認する作業でもあります。
2 リペア
傷んでしまっている部分を、丁寧に修復していきます。
ダメージが出やすい扉・引き出しなどの可動部は、特に念入りに。
もともとの風合いそのままで修復することを大切にしています。
3 着色
色が剥げてしまった部分など、リペイントが必要なところを着色していきます。
リペアと同様、家具本来の色合いを壊さないよう、自然に元の色と馴染む着色を。
どんな色の家具にも対応できる、無数の配合を用意しています。
4 ワックス
アンティーク家具専用の蜜蝋ワックスで、着色後の家具を磨きます。
家具本来の美しい艶が、これで甦ります。
ご自宅で出来るワックス掛けは、「お手入れ方法」のページでご紹介しております。
5 検品
トゲなどが残っていないか、扉や引き出しなどはしっかり動くか。
ガラスの裏、扉の中や棚の隅など、隅々まで最終確認します。
6 撮影
家具のありのままの姿が伝わるように、自然光の下で写真撮影。
キズのある部分も含め、可能な限りあらゆる角度から見て頂けるようにしています。
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