経年の汚れ、ほこりを水で洗い流しながら、家具の状態を細部まで確認します。 どのような工程で直し、仕上げていくのが一番よいのかを確認する作業でもあります。 傷んでしまっている部分を、丁寧に修復していきます。 ダメージが出やすい扉・引き出しなどの可動部は、特に念入りに。 もともとの風合いそのままで修復することを大切にしています。 色が剥げてしまった部分など、リペイントが必要なところを着色していきます。 リペアと同様、家具本来の色合いを壊さないよう、自然に元の色と馴染む着色を。 どんな色の家具にも対応できる、無数の配合を用意しています。 アンティーク家具専用の蜜蝋ワックスで、着色後の家具を磨きます。 家具本来の美しい艶が、これで甦ります。 ご自宅で出来るワックス掛けは、「お手入れ方法」のページでご紹介しております。 トゲなどが残っていないか、扉や引き出しなどはしっかり動くか。 ガラスの裏、扉の中や棚の隅など、隅々まで最終確認します。 家具のありのままの姿が伝わるように、自然光の下で写真撮影。 キズのある部分も含め、可能な限りあらゆる角度から見て頂けるようにしています。