テーブル・デスク

ダイニングテーブル

無垢材のテーブルは熱・水気に弱くなっていますので、水滴がついたグラスや熱いカップなどは直接置かず、コースター・茶托をご使用ください。
また、新聞などの印刷物や色のついた包装紙も、長期間テーブル上に置いたままにすると色移りすることがあります。とくに湿ったものは、なるべく置かないようにしてください。
汚れが気になる方や、毎回気を遣うのは大変という方は、テーブルクロスを使うのもよいでしょう。
無垢材テーブルの魅力のひとつは天板に見られる木目ですので、テーブルクロスで覆ってしまうのはもったいないという考え方もあります。
それももっともですので、お好みに合わせてということになりますが、アンティーク家具本場のイギリスやフランスでも、多くの家庭・レストランで、無垢材テーブルが汚れないようテーブルクロスが使われています。


デスク(書斎机・学習机)

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鉛筆の汚れを落とす

黒い鉛筆・色鉛筆の汚れは、紙と同様に消しゴムをかけて落として大丈夫です。
鉛筆によるものはきれいに落ちるほか、使い込むうちについてしまった黒っぽい汚れなども、消しゴムで落ちることもありますのでお試しください。

油性マジック・ボールペンの汚れを落とす

油性マジックを落とす方法として、マニキュア用の除光液を使う方法やみかんの皮で落とす方法がよく紹介されていますが、こちらの方法はプラスチック素材の家具や、ウレタン仕上げの(表面がツヤツヤした)家具には有効なことがあります。
しかし、無垢材・オイル仕上げのテーブル・デスクには適したものではありません。
table02.jpgみかんの皮は一見天然素材で害がなさそうに思えるのですが、木に染み込んでしまった油性マジックは落とせず、みかんの液による染みがさらに広がる結果となるかもしれません。
そのような逆効果の事態にならないよう、オイル仕上げ家具には化学薬品・液体の使用は避け、「サンドペーパー」を使って落とすようにしましょう。
少し目の粗いサンドペーパー(♯240~♯320)で、汚れた部分とその周りの部分を、広く優しくなでるように擦ります。汚れた部分だけを集中して擦ると、そこだけ凹んだように見えることがありますので、周りも含めて馴染ませるようにするのがコツです。
汚れが目立たなくなったら、最後に研磨で出た木粉を乾いた布で拭き取って完了です。

表面のムラが気になったら

オイル仕上げテーブル・デスクの場合、汚れをサンドペーパーで削って落とすうち、または使い込みで細かいキズが出来てきたりするうちに、オイルがよく染み込んでいる部分と、そうではない部分(オイルが染みていない下の層が表面に出てきた部分)の違いが気になることがあると思います。
そんなときには、オイルの塗り直しをおこないましょう。

※こちらの「オイルメンテナンス」のページをご参考になさってください。オイルを塗り重ねることで、表面のムラがなくなり、全体が潤います。

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