古くから収納家具として親しまれてきた和箪笥たち。帳場箪笥や水屋箪笥、薬箪笥など、用途によって様々な造りの箪笥が作られてきました。今回のコーディネートは、そんな和箪笥たちが活躍するダイニングです。
和のアンティーク家具が作り出す、凛とした空間

多様な和箪笥を用いた和モダンなコーディネート。お部屋の中心では、蔵戸テーブルが堂々とした存在感を漂わせています。一つ一つの和製アンティーク家具が、凛とした空気感を作り出しています。今回は、それぞれの和家具に注目しながら、その特徴をご紹介していきます。
アンティークの帳場箪笥を食器棚に

食器棚として使っているのは、明治期の重ね帳場箪笥。格子模様の引き戸が目を引く一風変わったデザインです。上段の引き戸を開けると、さらに小振りな引き戸がお目見えする珍しい造りで、大変凝ったデザインに作り手のこだわりが感じられます。
和物のディスプレイが映える脚付きの観音箪笥

帳場箪笥の隣には、力強い金具が目を引く観音箪笥。座位が中心の和室だけでなく、ダイニングやリビングでも使いやすいよう、ラフジュ工房で長い脚を付けてリメイクしたお品です。鉄瓶などの渋い和雑貨を飾れば、古い金具と相まってシックな和の雰囲気が漂います。
小物収納に便利な薬箪笥

小さな引き出しが並んだデザインがすてきな薬箪笥は、小物の整理整頓にとっても便利。カトラリーやコースター、箸置きなどこまごまとした雑貨をすっきりと収納できます。
収納力抜群!水屋箪笥をリメイクしたサイドボード


サイドボードとして活躍しているのは、明治期の水屋箪笥をリメイクしたもの。上質な横桟の引き戸が美しく、大皿やどんぶりなど大振りな食器もたっぷり収納できる頼もしい一品です。
アンティークの蔵戸をリメイクした”蔵戸テーブル”を中心に


ダイニングの中心で周りの箪笥たちに負けない存在感を放っているのは、大きな収納棚付きダイニングテーブル。明治大正期の蔵戸を天板材として用いた迫力溢れるテーブルです。蔵戸ならではの重厚感や格子の美しいデザインが魅力的で、和の食卓を豪華に演出してくれます。

ダイニングチェアは、松本民芸家具のキャプテンチェア。しっかりと作り込まれた美しい佇まいで、蔵戸テーブルと並んでも見劣りしない堂々とした存在感があります。座面の幅が広く、アームと背もたれがしっかりと体を包み込んでくれるため、安定感があり座り心地も抜群です。
障子戸で清々しい和モダンなダイニングに



窓辺の障子戸からは柔らかな光が降り注ぎ、清々しい空気がお部屋を包みます。風情溢れる和のダイニング。多彩な和箪笥が美しく調和した、上質な空間の完成です。
