日本の暮らしに長く親しまれてきた、建具やちゃぶ台といった伝統的な家具たち。使い込まれた木のぬくもりや、どこか懐かしいデザインが、心からくつろげる空間を作り出してくれます。今回は、そんな和製アンティーク家具たちが主役の和カフェコーディネートをご紹介します。
和の建具で落ち着いた空間に

畳をぐるりと囲む、格子戸や帳場格子といったアンティークの建具。長い時間をかけて作られた味わい深い佇まいが、ゆったりと落ち着いてお茶を楽しめる空間を演出しています。

縁側の引き戸として使ったガラス戸は、花菱模様が入ったもの。クリアガラスと比べて多少の目隠し効果があり、外の風景を楽しみつつも、くつろぎやすい雰囲気を作り出してくれます。

一方、間仕切りとして使った格子戸は、帯部分以外は向こう側の視線を遮ることができます。カフェスペースとバックヤードなど、向こう側を目隠ししたいときにぴったりです。
また、今回はガラス戸と格子戸の2種類のアンティーク建具を使いました。アンティークの建具はすべてが1点もので同じデザインで揃えるのが難しいこともあるので、あえて違うデザインを使うのもおすすめです。同じ建具だとよりモダンですっきりとまとまりますが、違うデザインを取り入れることで古民家のような味のある空間に仕上がります。

さらに、壁面装飾として使っているのは、アンティークの欄間です。欄間はもともと、採光や換気、装飾などを目的として、お部屋の境目の天井付近に取り付けられた建具のことです。和を感じさせる透かし彫りや格子などが入ったデザインが多く、一枚で絵になるものが多く残っていますので、ディスプレイとして活用するのもおすすめです。
ちゃぶ台で古民家風のインテリアに




テーブルは、和カフェらしく大小様々なサイズのちゃぶ台を使いました。天板の木目や脚のデザインなどそれぞれに個性があり、見れば見るほどなんだか愛着がわいてきます。花台として使えそうな小さなものから、4人くらいで使えそうな大きなものまで様々なので、ディスプレイから実用まで幅広く使えます。
見せる収納と隠す収納を使い分けてスッキリと




収納家具は、見せる収納と隠す収納を使い分けるのがおすすめです。今回は、ガラス戸の収納棚には、和食器や古本などをディスプレイ。中身が見えない障子戸棚や銭箱のなかには、実用的な食器や書類などを収納しました。見せる・隠すを明確にすると、お部屋の雰囲気を壊さず、実用性が高まります。
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最後に

和製アンティーク家具が主役の和カフェコーディネート、どこかなつかしくも凛としたシックなインテリアに仕上がりました。今回は和カフェというテーマでご紹介しましたが、ご自宅の和室にも応用できるコーディネートです。ぜひ、参考にしてみてください。
