軽井沢彫
当店では、テーブルやチェア、キャビネットなどの代表的な家具をはじめ、希少なアンティークの軽井沢彫りも取り揃えております。
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軽井沢彫りとは?
軽井沢彫りは、長野県軽井沢町発祥の民芸品です。誕生のきっかけとなったのは、1886年に軽井沢を訪れたイギリス人宣教師、アレキサンダー・クロフト・ショーでした。軽井沢の美しい自然に魅了された彼は、家族や友人たちにもその素晴らしさを伝えます。結果、外国人の集まる一大別荘地となった軽井沢でしたが、課題となったのが別荘用の洋風家具の調達でした。豪華な彫刻が施された家具を好む西洋人の要望に、どう応えるか。そこで白羽の矢が立ったのが、日光彫りで知られる栃木県日光の木彫り職人たちです。軽井沢に招集された優秀な職人たちは、日本伝統の技と西洋的なデザインを併せもった新しい家具、軽井沢彫り家具を見事作りあげました。軽井沢彫りはその後、1983年に長野県の伝統的工芸品の指定を受けるなど、誕生から数十年以上の時が経った今でも多くの人々に愛され続けています。
軽井沢彫りの人気アイテムは?
職人の手仕事を間近に感じられる軽井沢彫り。当店では、サイドボードやキャビネットなどのガラスが入った箱物家具や、ドレッサーが人気です。細やかな彫刻が全面に施された軽井沢彫り家具は、置いてあるだけで空間が華やぎますよね。彫刻の図柄も日本を象徴する花である桜をはじめ、松や竹、牡丹や菖蒲といった伝統的なモチーフのほか、当時西洋人に好まれた葡萄など実にさまざま。ぜひお気に入りの1点を探してみてくださいね。
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サイドボード
フローリングのお部屋に溶け込むつくりながら、桜のモチーフや違い棚など、随所に日本らしさも感じるサイドボードです。天板にも桜が彫られており、目に入る度気分が上がりそうですね。
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ダイニングチェア
上品な和モダンスタイルのダイニングにピッタリのチェア。背もたれや座面の立体的な彫りはもちろん、背面や脚にも線彫りが施されていて、どの角度から見ても繊細な技を楽しむことができます。
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サイドテーブル
小ぶりなサイズ感が嬉しいサイドテーブル。軽々移動できるので、ベッドサイドや玄関、リビングなど、お好きなところで手軽に軽井沢彫りの美しい彫刻を楽しめます。
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キャビネット
満開に咲き誇る桜の装飾が見事なキャビネットです。全体を覆うように散りばめられた桜の彫りに、ついうっとりと見入ってしまいそうです。
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チェスト
軽井沢彫りと言えば彫刻に目が行きがちですが、こちらのチェストで注目したいのは取っ手。木材を削りだして作った取っ手が、素朴でやさしい印象を与えます。木のぬくもりを存分に感じられるお品です。
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鏡台
鏡まわりの透かし彫りなど、職人の繊細な技がこれでもかと詰まったドレッサー。鏡が大きく、お化粧などしやすいのも嬉しいポイントです。上品で華やかなパウダールームづくりに取り入れたいですね。
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小引き出し
軽井沢彫りの伝統的な図柄の一つ、竹が見事に彫り込まれた小引き出しです。前面、側面、天板と随所に竹の意匠が施されており、どの角度からも優美な佇まいを楽しめます。
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ワードローブ
魅力的な装飾だけでなく、実用性も兼ね備えたワードローブ。上段の大きな収納スペースに加え、二杯の引き出しがついているため、長物からシャツやセーターまで一台で収納できますよ。扉の裏には鏡も付いているので、身支度もバッチリです。
軽井沢彫りのリペア&フィニッシング風景
明治から続く軽井沢彫りですから、中にはかなり使い込まれているものもあったりします。接合部があちこちゆるんでいたり、可動部がスムーズに動かなかったり…。ここでは、そんなちょっとお疲れ気味の軽井沢彫り家具たちを、当店ラフジュ工房がどんな風にリペアしているのか?実際の作業の様子を少しだけ覗いてみたいと思います。

まずは商品の状態をチェック
リペアを始める前に、商品の状態を確認していきます。引き出し底板に割れはないか?可動部の動きは問題ないか?などチェックしながら、頭の中でリペアの流れをイメージ。ちなみに今回の商品はビンテージ品ということもあってか、木がやせて部材どうしの接合部がかなり緩んでいました。これはリペアにも時間がかかりそうな予感です。

桟(さん)の修理
まずは、緩んだ部材の修理から始めます。棚口桟の位置がずれて本体側板よりも手前に出てしまっていたので、正しい位置に戻しつつビスで固定。ビスを打ちにくいところは、ドライバーのアタッチメントを付け替えながら作業を進めます。また、棚口桟が本来の場所に戻る=摺桟(すりざん)の長さが合わなくなるため、必要に応じカットして調整します。

補助天板(格納式)の調整
続いて、補助天板(格納式)の調整を行います。補助天板は、左右の枠に板をはめ込んだ作りになっています。が、枠の小口部分をよく見ると左右で出具合が違ったため、余計に出張っている分をカットして整えました。木肌が露わになった切断面は、元の彫刻を参考に彫り込みます。小口面にまで丁寧に施された彫刻。そんなところにも、軽井沢彫りの職人のこだわりが感じられますね。

折れてしまったパーツを修理
実はこの商品、画像の通り脚元の飾りがすっかり折れてしまっていました。幸い複雑な折れ方ではなかったので、折れた面にボンドを塗り接着。あとは、乾くまでクランプで固定しておけばOKです。

引き出しの調整
引き出しは一杯ずつ、慎重に動きを確かめます。出し入れを繰り返し、奥まで押し込んだときの引き出し前板の出方もチェック。今回の場合だと、左は手前に出ているのに右は奥に引っ込んでいる、つまり斜めにおさまっているような状態だったので、押すとカタカタ音が。ということで、棚口桟に付いていた受けを新しくしたり、取り付け位置をずらしたりしながら、おさまり具合を調整していきます。引き出し底板の補修なども、このタイミングで一緒に済ませます。

補助天板(跳ね上げ式)の調整
引き出しが終わったら、最後に待っているのは補助天板(跳ね上げ式)の調整です。リペア前の状態確認では、天板を上げたときに本体との間に隙間がありました。あまり大きな隙間だと使い勝手が良くないので、これもできる限り直していきます。補助天板側の本体との接地面を削った後は、元の彫刻に合わせて彫り込みを。本体天板と水平になるように、天板受けの位置を調整して取り付けたら、一通りのリペアは完了です!

全体を掃除
リペアが完了したらフィニッシングスタッフへバトンタッチ!軽井沢彫りは全体に施された彫刻が魅力なのですが、実はこの凸凹に汚れが入り込みやすいんです。そこで頼りになるのが歯ブラシ。細かく動かしながら、丁寧に汚れをかき出します。

着色の工程へ
掃除の後は着色作業へうつります。色が薄くなっているところや、リペアの際に削ったり新材で補修したところなど、塗り漏れのないよう色を入れていきます。

折れていたところも着色
飾りが真っ二つに折れてしまったところも、忘れず着色。着色前は「あ、ここくっつけたんだな」と分かる状態でしたが、色を入れたらすっかり目立たなくなりました!顔を近づけても、よーく見ないとどこが折れていたのか分かりません。

ウレタンを塗布
続いて、着色した部分にウレタンを塗布します。元々この商品は素朴な感じというか、あまり艶感がないタイプのお品だったので、塗りすぎて他の部分と艶感の差が出ないよう、気を付けながら塗っていきます。

ワックスを塗布
最後にワックスを塗ったら完成です。ハケで塗り切れない細かい部分は、またしても歯ブラシが大活躍。今回のフィニッシングはいつにも増して大変そうでしたが、手間ひまかけて綺麗になったこのお品がこれからどんな風に使われていくのか、楽しみです!
ラフジュ工房で!
熟練の職人の技によって仕上げられる軽井沢彫り家具は、華やかながらも落ち着いたデザインと、洋の感性にも和の精神にも不思議と調和する佇まいが印象的です。ラフジュ工房には、そんな軽井沢彫りの家具を何千点とリペアしてきた熟練の職人がいます。軽井沢彫りの"味"は残しつつも、使い勝手良くリペアされた家具をお探しの方は、ぜひ当店の商品一覧を見ていってください。きっとあなたのほしい一点が見つかるはずですよ。














































